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最新レポート

SARAYAがおこなっているプロジェクトの最新レポートを「SARAYA EAST AFRICA」がお伝えします。

2017.08.14

ウガンダ北部の難民居住区を訪問

先日南スーダン難民についてお話ししましたが、難民支援団体との打合せも兼ね、日本のNGOさんに案内してもらい、難民居住区を見て回ってきました。訪れたのは、首都カンパラから車で約10時間かかる北西部のユンベ県(Yumbe District)です。

ウガンダ政府は、ユニークな方針として難民定住政策を掲げており、長期的には彼らがウガンダで自立した生活を送れるようにしています。たどり着いた難民は、難民登録後に居住地区内に家と土地が提供されます。屋根や柱などの資材を受け取った後は、自分たちで家を建て、畑を耕し、生活を営むことができます。他国の難民キャンプにあるような就労や移動の制限はなく、ウガンダでの人生を切り開いていく自由と厳しさが与えられます。

このため、難民が一時的に滞在する「難民キャンプ(Refugee camp)」ではなく、全てが「居住地区(Refugee settlement)」と呼ばれています。

難民居住区の様子を写真と映像で、少しご紹介します。

<ヘルスセンターⅢ(Health Center)>
日本であえて近い施設を挙げるとすると、保健センターでしょうか。軽い外科処置のできる准医師と看護師が配置され、ここでは1日平均100人程度が訪れるそうですが、当日は食糧配給のタイミングと重なったこともあり、患者さんは見当たりませんでした。主な病気はマラリアと下痢とのことで、限られた予算のためか、アルコール手指消毒剤は置いてありませんでした。

<井戸>
ソーラーパネルを利用して地下水を引き上げる井戸です。現在初期対応として、給水車が定期的に巡回し、水タンクを補充して回っていますが、コストが高いため、並行して井戸の建設が行われています。

<住居>
UNHCRカバーで覆われているのが難民の住居です。元々その地域に住むウガンダ人も難民も同じエリアに共住しています。

今後、日本のNGOとのコラボで行う衛生改善プロジェクトの様子も、またお知らせしたいと思います。

2017.07.25

ウガンダ難民キャンプでの衛生改善に向けて2017年上半期の振返り

カンパラの営業オフィスとナイル川のほとりにある工場のスタッフとが一同に会し、上半期の活動を振り返るため、合同ミーティングを行いました。昨年からは大きな伸びを見せている営業活動を全体で喜びつつも、まだまだ私たちが目指すところには届いておらず、改めて下半期のさらなる頑張りを皆で誓いあいました。

最初は日本人2名とウガンダ人1名で始まったサラヤ・イーストアフリカも、今や全体で15名(うちウガンダ人13名)のスタッフを持つまでになりました。下半期も更なる成長を目指して一同頑張ってまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!

2017.06.26

ウガンダ難民キャンプでの衛生改善に向けて

6月22、23日に、南スーダンからの難民が大量に流入するウガンダを支援する「国際連帯サミット(Uganda Solidarity Summit on Refugees)」がウガンダで開催され、国際社会が約400億円の支援を表明しました。

南スーダンについては、最近、自衛隊撤退のニュースもあったので、ご存知の方も多いかもしれません。ウガンダの北に位置する、2011年7月にスーダンの南部が分離独立してできた世界で最も若い独立国では、2013年末に内戦が勃発して以降、ユニセフによると、全人口約1200万人強のうち、180万人が近隣諸国に渡りました。うち約103万人(うち86%が女性と子ども)がウガンダへ渡り、過去1年間で1日平均2,000人の難民がウガンダに到着しているとのこと。この結果、ウガンダでは、この1年で難民人口が50万人から125万人へと倍以上に増加、アフリカで最大の難民受入国となっています。

急激な難民の増加に、支援が追いついておらず、衛生環境の改善、感染症の予防も必要な対策の1つです。SARAYA East Africaは、日本のNGOと難民キャンプで衛生環境の改善に取り組むプロジェクトを実施予定です。また、今後、国連機関との協働に向けたアプローチも強化していきたいと考えています。