ウガンダ難民キャンプでの衛生改善に向けて
6月22、23日に、南スーダンからの難民が大量に流入するウガンダを支援する「国際連帯サミット(Uganda Solidarity Summit on Refugees)」がウガンダで開催され、国際社会が約400億円の支援を表明しました。
南スーダンについては、最近、自衛隊撤退のニュースもあったので、ご存知の方も多いかもしれません。ウガンダの北に位置する、2011年7月にスーダンの南部が分離独立してできた世界で最も若い独立国では、2013年末に内戦が勃発して以降、ユニセフによると、全人口約1200万人強のうち、180万人が近隣諸国に渡りました。うち約103万人(うち86%が女性と子ども)がウガンダへ渡り、過去1年間で1日平均2,000人の難民がウガンダに到着しているとのこと。この結果、ウガンダでは、この1年で難民人口が50万人から125万人へと倍以上に増加、アフリカで最大の難民受入国となっています。
急激な難民の増加に、支援が追いついておらず、衛生環境の改善、感染症の予防も必要な対策の1つです。SARAYA East Africaは、日本のNGOと難民キャンプで衛生環境の改善に取り組むプロジェクトを実施予定です。また、今後、国連機関との協働に向けたアプローチも強化していきたいと考えています。