ウガンダ東部でマールブルグ病(出血熱)の発生
10月27日ウガンダ保健省は、3人目のマールブルグ病死亡例がウガンダ東部Kween県で確認されたと発表しました。
保健省は、ナショナルタスクフォースを立ち上げ、該当地域に専門家チームを派遣し、対策を行っています。
エボラウイルスに有効なアルコール消毒剤は、マールブルグウイルスにも有効であると考えられます。サラヤ・イーストアフリカは、発生直後から、保健省やWHO等を通じてアルコール消毒剤Alsoft Vを供給することで、感染の抑制に貢献しています。
マールブルグ病とは?
マールブルグウイルスが引き起こす、致死率が非常に高い極めて危険な感染症。患者の血液、分泌物、排泄物などに直接触れた際、皮膚の傷口などからウイルスが侵入することで感染します。感染の拡大は、家族や医療従事者が患者を看護する際や葬儀で遺体に接する際に引き起こされる例があり、今回死亡している3名も兄弟関係にあります。異なるウイルスが原因ではあるものの、その構造や性質からエボラ出血熱と臨床的に類似しています。
http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs_marburg/en/