最新レポート | 病院で手の消毒100%プロジェクト

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サラヤ・イースト・アフリカのスタッフが、スイスのジュネーヴで開催されたICPIC2015(通称イクピック、国際感染症予防・コントロール会議)に参加しました。

今年のICPICでは、昨年の西アフリカのエボラ出血熱流行とその対応がメイントピックで、実際に西アフリカで活動されていた様々な機関の方から、現場レベルで通用する活動ノウハウをシェアしてもらう良い機会となりました。

その他に、ヨーロッパやアメリカで既にテスト・導入されている最先端の感染症対策手法を紹介するセッションも、普段アフリカで活動するスタッフにとっては大変勉強になるものでした。アフリカにその技術を持ってくるには依然として工夫が必要ですが、「衛生のプロ」として視座高く活動を続けていく上で、最先端の手法をアップデートしておくことは不可欠です。

また、「途上国で、感染管理を行う上で、どのような工夫が必要か」というテーマで開催された討議セッションでは、南米や東南アジアなど、様々な地域から来たプロフェッショナルと感染管理を実践するうえで直面する途上国特有の課題などについて、意見を交換することもできました。

サラヤ・イースト・アフリカは、この経験を活かして、アフリカにおける衛生環境の改善に引き続き貢献していきます。